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安全性
従来の産業用ロボットは、安全柵の中で駆動することが前提のため、作業者と干渉するようなことは考えられていません。ロボットの材質や駆動時の力も対人用に考慮されておらず、作業者が近づくのは危険な状態でした。
一方、協働ロボットは、作業者と一緒に駆動することを前提として設計されているため、作業者の安全を確保するための装置や機構が備えられています。例えば作業者の接近をセンサーが検知すると、作業速度を落とす・移動区域を制限する・作業を停止するなど、駆動範囲や速度を調整することが可能です。
このように、産業用ロボットと協働ロボットでは安全性に大きな差があります。
ティーチング
ティーチングとは、ロボットに必要な動作を教え込むことです。
従来の産業用ロボットは細かい動作のティーチングが難しく、時間がかかっていました。特に、多品種少量生産の場合には、品種ごとに段取りを変えるたびにティーチングが必要であり、効率的な生産ができません。
協働ロボットは、カメラでの画像認識システムや対物・触覚センサーを搭載しているため、自動でキャリブレーション(較正)を行うことが可能です。そのため、従来の産業用ロボットよりも動作の教え込みが容易です。
※キャリブレーション(較正):プログラムの座標位置を適切な箇所へ調整すること
また、協働ロボットは力制御も可能なため、駆動力の調整のみであればわざわざティーチングする必要がなくなる場合もあります。
制御の柔軟性
従来の産業用ロボットは、搭載しているセンサーの数も少なく、ティーチングによって教え込まれた位置制御が中心でした。
形状の異なる製品など、少しのずれにも対応できずうまく動けないことがありました。
協働ロボットでは、位置制御に加えて力制御を行うことも可能です。
柔軟な制御が構築されており、製品のばらつきや多品種少量生産にも対応できます。また、多くのセンサーが搭載されている場合には、繊細な作業にも対応しています。
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