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スカラロボットは、先端部にハンドを取り付けることで「つかむ」「ねじを締める」などさまざまな動作に対応できます。ハンドを用いて生産工程を自動化する、代表的な工程をご紹介します。
ピックアンドプレース
製品をある場所から取り出し、所定の位置に置く一連の作業です。真空ポンプの吸着力で対象物を把時する吸着パッドや、挟んでつかむチャックハンドなどを取り付けることで、パーツの組み込みや容器・製品の整列工程に使われます。
センサやカメラ、パーツフィーダなどとの連携で、多種類の製品の選別・仕分け整理を自動化することもできます。
フィーダで送られてくる製品の種類をセンサやカメラで正確に識別、スカラロボットで高速にピックアップし、決められた位置でプレースします。人の手では発生しがちなミスを解消しながら、正確・スピーディな作業を実現しています。
ねじ締め
先端に電動ドライバを取り付けることで、ねじ締め工程を自動化します。プログラミングの制御で正確・高速にねじ締めを行うことができます。
圧入
所定の位置に部品などを押し込む作業です。スカラロボットのうち、製品に押し付ける先端部のトルクを制御できるタイプでは、荷重をコントロールしながら、一定の圧力で精度の高い圧入作業を実現できます。
材料塗布
製品の表面に接着剤やシール材などを塗る作業です。先端部にディスペンサと呼ばれる材料の吐出機を取り付け、塗布する位置や軌跡をプログラミングすることで、高速・正確な作業を行います。
箱詰め
加工部品の箱詰めを自動化し、梱包の時間短縮と人為ミスを削減(自動車部品メーカー事例)
加工された製品の梱包は人の手によって行われており、単調な作業で梱包数のミスなどが発生するリスクがありました。
そこで、これら作業をスカラロボットで自動化。センサとカメラで製品の向きや位置を確認し、スカラロボットで高速ピックアップして箱詰めし、作業の時間短縮とカウントミスなどのリスクを解消しました。
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